消費に競合性が成立せず、排除原則も成立しない財。(英: public good)
一般の財は、1人の消費者によってのみ消費され、多数の人に同時に消費されることはなく、消費に「競合性」が存在する。また通常の財は対価を支払わない人には与えられず、「排除原則」が働くといわれる。経済学における公共財は、この2つの原則が成立しない財と定義される。つまり、ひとたび供給がなされれば、理論上すべての人が消費可能な財であり、どの1人も消費から排除できない財である。
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