この方式では、「交通量と占有率の加重和」と「交通量と占有率をそれぞれ基準値で正規化した値の大きい方」のいずれかをもとに、信号制御パラメータの組み合わせが選択される。

プログラム選択制御は従来から使われているが、「パラメータの設計に労力を要する」、「交通状況の大きな経年変化に対応できない」、「評価指標（交通量と占有率の加重和）が経験的で曖昧である」、「サイクル長が長くなる傾向にあり、無駄な青時間の発生や歩行者待ち時間が大きくなり易い」などの欠点が明らかになり、プログラム形成制御に移行されている。