自然独占性を持つ産業(電気・ガス・鉄道などの公共サービス)に対する価格規制方式の1つ。(英: cost-plus regulation)
この方式では、次の式で与えられる総括原価と、(需要予測にもとづいて計算される)総収入が等しくなるように価格水準が設定される。
総括原価=営業費用+諸税+支払い利子+予定配当額(資本金×予定配当率)
この方式では、財・サービスの価格は、生産にかかった費用全てを回収できる額に設定される。それゆえ、費用削減のインセンティブが働かないなどの問題が存在する。
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