渋滞した交通流における、交通密度が相対的に低い部分(粗部)と高い部分(密部)との境界のこと。(英:compression wave)
渋滞流は必ずしも一様な交通密度ではなく、粗部と密部が交互に観測されることが多い。粗密波は上流に伝播していく性質をもち、上流に行くほど粗部と密部の密度差が大きくなる。粗密波は渋滞検出の大きなかく乱要因になっているが、その基本的な性質や生成の過程については、必ずしもよく知られていない。
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