前方の同一車線上に故障車などの対象物を認めた場合に、ブレーキをかけて停止するために必要な距離。(英:stopping sight distance)
道路構造令で規定される視距の最小値は、この制動停止視距の必要最小視距として算定されている。具体的には湿潤状態の路面を想定し、設計速度に応じた走行速度で走行してくる車両が、車線の中心線上1.2[m]の高さから当該車線の中心線上に高さ0.10[m]の目標物を発見した後、この直前までに安全に停止するために必要な距離を当該車線の中心線に沿った長さで表わしたものとしている。