明るさに応じて、眼がその感度を変化させる働き。(英:adaptation)
明るい所から急に暗い所へ移動したとき、最初は周囲が見えず、やがて感度が高くなって見えてくることを「暗順応」という。また、暗い所から明るい所へ移動したとき、逆に感度が低くなることを「明順応」という。昼間にトンネルへ入った直後は暗順応が追いつかず、視力が低下して運転に支障を及ぼすため、トンネルの入口部で明るく、基本部で次第に暗くなるように照明を配置して、運転者の順応を助けている。
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