時間-距離図上において表現される車両の走行軌跡を描いたとき、対象とする全ての交差点を青信号で通すことのできる時間の帯(通過帯)。(英:Through band)
スルーバンドが大きければ、直感的に「通りやすい」と考えられるため、信号制御の系統効果を簡易に評価する指標として用いられてきた。しかし、スルーバンド幅の大きさは、交通流における遅れ時間や停止回数とは直接的な関連がないため、今日では必ずしも適切な定量的評価基準ではないという認識が広まっている。
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