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ゾーンに区分された対象地域の将来の交通需要を、1) ゾーン別の発生集中交通量、2) ゾーン間の分布交通量、3) 交通手段別の分担交通量、4) 経路別の配分交通量の4段階に分けて順に推定する手法。
(英:four-step travevl model)
1950年代にアメリカ合衆国において開発された。推計手順がわかりやすく、計算処理能力等に制約がある中で全体的な動向を捉えるのに実用的な手法であるが、分布・分担交通量を推計する際に前提とした旅行時間が配分後の旅行時間と合致していない、誘発交通需要が考慮されないといった構造的問題が指摘されている。
分布交通量と分担交通量の推計の順序によって、トリップエンドモデルとトリップインターチェンジモデルに大別される。