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平面線形において曲率の異なる平面線形要素を接続する緩和曲線にクロソイド曲線を用いたときに、その曲率変化の強さを表すパラメータ。(英:clothoid parameter)
具体的には、直線から曲線半径R[m]の円曲線に曲線長L[m]のクロソイド曲線を接続するとき、RL = A^2が成立し、このAは長さの次元を持つ定数であり、これをクロソイドパラメータという。
クロソイドパラメータが大きいほど、同じ曲線長でも曲率の変化が緩やかになるため、同じ曲線半径の円に接続するために必要なクロソイド曲線は長くなる。あるいは逆に、全てのクロソイド曲線は相似形をしており、クロソイドパラメータはクロソイド曲線の拡大率であると考えることもできる。