限界費用価格形成を適用すると、総余剰（＝生産者余剰＋消費者余剰）は最大化される。ただし、規模の経済性が働いている生産量、つまり市場規模に応じて平均費用が逓減している生産量において、限界費用価格形成を適用すると、平均費用が限界費用を上回っているため、生産者に欠損が生じる。